戦闘の考え方

前提

戦闘は起こすものであって起こされるものであってはいけません
このゲームにおいて先手を取るという行為は、戦闘において強力なアドバンテージになります。
逆を言うなら、先手を取られた戦闘はかなり苦しいものになります。

そのためしっかりと先に敵を見つけ、情報を確認しつつ、戦闘を自ら起こすという事を意識しましょう。

その戦闘、ちょっと待って!

エタリタでは戦闘をしなければいけない状況はほとんどありません。
なのでまず戦闘をする必要があるかどうかを考えてください。

  • 敵の強さはどれくらいですか?
  • キャラクターの相性はどうですか?
  • 自分の回復アイテムはありますか?
  • 体力、スタミナは十分ありますか?
  • Rスキルは使用可能ですか?
  • 周囲に敵はいますか?
  • 敵の有利な地形ではありませんか?

とりあえず確認したい事だけでもこれだけあります。

これらをまず確認し、それでも行ける! と思ったら戦闘してください。

ちなみにこれらを上回る理由として、

  • 相手が戦闘してる
  • 相手がRを使った後
  • 相手の体力が半分削れている

など相手が明らかに不利になるような状況であるなら攻めて良いと思います。
それでも逆転される事はあるかもしれませんが、それもまた経験です。

もっと簡単な話、

  • 自分が戦いたいと思った
  • 勝てると思った

なら戦闘していいんです。
戦闘してみて体力の削られ方を体感してから引くプレイヤーもいるので、感覚で行けるなら感覚で戦闘してください。

このゲームにおける戦闘とは?

単純な話から始めると、戦闘での勝利条件は『相手の体力を0にする事』です。
1対1なら、敵に基本攻撃やスキル攻撃を使ってダメージを与えていけばいいのです。

他の視点からも見てみましょう。
このゲームは格闘ゲーム(ストリートファイターやスマブラ)のように攻撃されている間に反撃できないゲームではありません。
どちらかというとFPS(ValorantやAPEX)のように攻撃されながらも応戦できます。
そんな中で体力やダメージ量は基礎的には同程度なので、先に攻撃した方が有利なのです。

またこのゲームのスキルはクールダウンタイムが存在し、基本的に1度使うと数秒から数十秒使用できません。
ここでももし先にスキルを使って攻撃をした場合、先にまたスキルが使えるようになるのはこちらなので、先に攻撃したほうが有利です。

今の所『先手が有利』しか話していませんが、相手の時間を奪う、もしくは無駄にさせる事も重要です。
ゲーム内用語でいうCC(気絶やエアボーン、束縛といった行動妨害状態異常)を与える事で、相手は動けないけど自分は動けるという時間を作り出す事も有利に繋がります。
さらには相手が使用してきたスキルを物理的に避ける事で、スキル1発分の数秒から十数秒を無駄にさせる事も有利に繋がります。

まとめると…

  • 先手有利
  • CCを当てよう
  • スキルを避けよう

この3つがエタリタでの戦闘の中心になります。
これに加えて、実験体のステータスや装備、武器熟練度などの強さが関係してくるのです。

相手が強ければ先手やスキル避けを駆使して自分の有利を築かなければ勝てませんし、逆に自分が強ければある程度ミスしても勝てます。
なので戦闘を楽にしたければ実験体を強くしていく過程を上手くなる必要がありますし、実験体強化が面倒なら戦闘を上手くなる必要があります。

戦闘の上達方法

まず索敵→戦闘の流れを身に着けよう

まずは先に敵を見つけて仕掛ける練習をしてみましょう。
僕が始めたてのプレイヤーを見てきて一番多く見る戦闘は、仕掛けられた上で混乱した状態での戦闘です。
どんなに上手いプレイヤーでも奇襲から始まった戦闘は苦しいです。そのため戦闘を仕掛けられないように徹底します。
エタリタ、もしくは戦闘に慣れていないプレイヤーも急に戦闘が始まるより、気持ちを落ち着けた上で戦闘する方がかなり楽なはずです。

まずはエリア各所にあるこの↑機械を操作してミニマップ上の視界を確保しましょう。
そして逐一ミニマップを確認しながら行動し、敵が映ったら戦闘をする気持ちを整えながら近づいていくのです。
敵プレイヤーもこの装置を確保しに動く事が多いので、それを意識すると遭遇しやすいはずです。
後は頑張って戦いましょう。

敵を知る

敵実験体がどんなスキルを使ってきて、どんな攻撃手段を取ってくるのかなどを知るのも重要です。
敵のスキルがわからなければ対処は困難です。
真面目に戦闘が上手くなりたいのであれば、相手のスキルを知りましょう。

上手いプレイヤーのリプレイで確認する

何を? というのも戦闘している実験体やコンボなどです。
同じプレイヤーのリプレイをとにかく見てみると、明らかに避けている実験体や狙っている実験体が見えてきたり、定番コンボが確認できます。

どこで戦っているかや、奇襲の方法なども見れるはずです。

戦闘を仕掛けられたら?

仕掛けられ方にもよりますが、基本は引きつつ戦闘する方が安定です。
というのも周囲に敵がいるかもしれませんし、そもそも相手の有利に付き合う必要もありません。生き残る方が大事です。

もし敵の攻撃をいなせたなら逆に反撃のきっかけになりますし、相手がRを使っていたなら体力回復の後で戦闘しにいく判断も取れます。
仕掛けられるのも慣れれば対処はできるようになってくるので、ゆっくり頑張りましょう。

誰を狙ったらいいの?

これは自分たちの構成や敵の構成によって、さらに状況によって大きく変わります。

例えば突撃小銃アヤ、シウカイ、シセラのような構成を自分達がしていたとしましょう。
構成としては、前衛がシウカイ1人なので後衛の2人を狙われた際には崩されやすいですが、火力が高いので立ち位置やフォーカスを気をつければ安定した速度で敵を倒せます。

ここで意識しなければいけないのは3人の攻撃射程とDPSです。
突撃小銃アヤは高いDPSを誇り敵を倒しきれますが、射程はそこまで長くなくCCも自衛向けのため、敵を追えません。
シウカイはそれなりに範囲ダメージをばら撒けますし、移動スキルやCCスキルで敵を捕まえたり追えますが、火力が低いです。
シセラは長い射程と範囲ダメージ、瞬間火力に長けますが、敵を倒しきれるダメージを出すのに時間がかかります。

戦闘の勝利条件は敵を倒すことなので、1人で敵を倒しきれる火力を持つプレイヤーを中心に戦闘の形を考えていく流れになります。
今回だとアヤが敵を倒しきれる火力を持っているので、アヤが中心になります。

図として出すならこんな感じになります。
アヤが攻撃できる敵が一番倒しやすい敵なので、アヤが攻撃している敵に狙いを定めていくのが基本になります。

単純に突っ込んできた敵を画像の狙いたい敵の位置に当てはめて狙ってもいいし、シウカイが突っ込んで敵を止めてアヤが前に出て合わせてもいいし、シセラが敵を捕まえてもいいです。
こんな感じで理想の戦闘の形はイメージしておきたいです。

ここから状況によりけりで判断が発展していきます。
例えばシセラ視点で、既にシウカイとアヤの間にいる敵が瀕死状態で2人で倒しきれそうな場合、そこに攻撃スキルを使うのはオーバーキル、無駄スキルになります。
なので少し前に出て敵の後衛メンバーにダメージを出したり、次に繋がるCCを与えにいくのがいいでしょう。
また別の状況で、シセラが十分な装備を確保していて、1スキルで大きく敵の後衛を削り取れるとしましょう。
その場合であればシセラ1人で敵後衛にダメージを出し、前に出れない状況にしてあげれば、その後の展開は3対2でしばらく戦闘を続ける事が可能になり、より簡単な戦闘になるでしょう。

また最悪の状況もイメージしておきましょう。
今回だとアヤが倒される事が一番勝ち目が消える展開なので、もしアヤが倒されそうになっているのなら、可能な限り守ってあげましょう。
もし守るとか以前に間に合わないと判断したなら、すぐに逃げて復活からの立て直しという次の流れに移ってもいいです。

そのような感じで状況はどんどん変わっていくので、理想と最悪の戦闘構図を持ちつつ、場合によりけりでより勝ちやすそうな構図にアレンジしていく流れになります。

もっと簡潔に誰を狙ったらいいの?

  • 3人が同時に攻撃できる敵
  • 攻撃射程(移動スキル込み)にいて、自分の今持っている攻撃手段で仕留められる敵
  • 耐久力は低いが火力のある敵

ここら辺が基本に考えましょう。あとは

  • 1人倒し切ること
  • 自分が死なないこと

この2つを頭の中の程よい位置においておきましょう。

エタリタにおける人数有利はとても重要です。3対2の状況を目指すことから始めましょう。

なんで人数有利が大事?

雑に考えても持てる火力に33%差が生まれると考えると苦しいでしょう?という話。
加えて休憩という要素があるので、一旦1人下がらせつつ2対2でにらみ合いして、その間に下がった1人体力を回復させて、より状況を有利に進められるし
這いずってる敵にトドメを指すと体力を一気に回復できるため。